白鳳流の歴史-6 of 白鳳流合気武道公式サイト


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白鳳流合気武道公式サイト Last Updated 2014-10-15

白鳳流合気武道の歴史


古武道の世界とは

それは、私にとっては、伝えられて来た技法を感動を以って楽しめる動きが古武道の世界です。現代武道を否定するものではありませんが、残された技法を現代的な考え方で使い方を制限してしまうことは拒みます。いにしえ人との身体での会話が楽しいのです。つまり、技を編み出した先師の体感を自己の身体で再現して楽しめなければ稽古の遣り甲斐がありません。

私は筋肉はセンサーとして使うもので動力として使わないことが技法群を回想して錬磨して行く中で、最も優れた動きに繋がることを確証として得ていましたから動力源をどこに求めるかは即座に解答が出来ていました。重力です。文字が示す通り重力が動力です。

筋力をセンサーとして重力を動力として使うには摺り足が必須であることも分りました。筋肉がセンサーであることを感得してもらう為に、諸手取り五法と言う技を作り基本技の前段階、基礎の技として指導する必要も感じていました。しかし、これは大東流には無い技です。それを指導しながら同流を名乗る事にも負荷を感じていました。

一般的に初心者は片手で片手を抑えられても困惑するものです。ですからその上、両手で片手(片腕)を強圧された状態にされる と、とても振り解けるものではないと思ってしまうものです。そこでこの考え方を転覆させるべく両腕で片腕を掴まれても何なく相手を制御出来てしまえる五つの技を制定して合気五法としました。これにより片腕の方が両腕よりも強いことを実感して貰えると「技術の存在」を知り得るのです。そしてそれが、どんな状況でも何とかなるものだと云う事を技を通じて体感して貰えると考えていました。